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イモ・クリ・ナンキン

農業の話

今日は「有機農業まつり」で野菜の即売をしてきました。
早朝にサツマイモの袋詰めと、値札張りをして、いざ会場へ。

綾町は「自然生態系農業の町」とうたっています。農林水産省による有機JASのガイドラインができる前まで(?)は「有機農業の町」と言っていたようです。その関係もあって、綾町には農協とは別組織の「有機農業実践振興会」というのがあります。

この振興会は集落ごとに支部に分かれており、私が所属しているのは「二反野支部」です。

今日はこの二反野支部で一日販売員をしておりました。

今日私が出品したのはサツマイモとカボチャです。カボチャは肌の色が白っぽい「白皮栗カボチャ」というものです。これは中身は黄色く、ホクホクした食感でとても甘いです。実は、去年畑で勝手に生えていたカボチャを収穫して食べたところ、とてもおいしかったので、種を取って植えていたのです。なので、おおまかに「白皮栗カボチャ」らしい、ということしかわかってません。

ところで、今日の題名の「イモ・クリ・ナンキン」のことですが、これは女性が好む食べ物と言われているものです。
※江戸時代の井原西鶴の著作では「イモ・タコ・ナンキン」になっていて、いつの間にかタコがクリに変わって伝わっているようです。

その、「イモ」はサツマイモのこと、「クリ」はその名の通り「栗」(「タコ」の場合も「蛸」)ですが、残りの一つは……?
私はつい最近まで、ナンキンというのは「南京豆」つまりピーナッツのことだと思っていたんですが、本当は「南瓜」つまり「かぼちゃ」のことなんですね。

同じ「瓜」でも冬瓜は「トウガン」と読みますので、南瓜は「ナンガン」だと思っていました。

そして、今年はカボチャも栽培したので、「イモ・クリ・ナンキン」を全部作ったことになりました。大したことではないんですが、ちょっと自分では達成感があります。

話を戻して、今日の売り上げは……きかないでおいてくださいませ(苦笑)

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