趣味で書いている焼きいもを題材にした短編小説がありまして、
今日はネタがないのでそれを掲載したいと思います。
主人公は小学校1年生の「ひろこ」。
使える漢字が少ないので少し読みにくいかもしれません。
では、はじまりはじまり……
「ひな山まつり」で やきいもを たべたよ
きょうは
ひさしぶりにあった
おともだちの たくみくんと、
あやの おまつりに
いきました。
町じゅうに、
おひなさまが
かざってある おまつりで、
すごくきれいなんだよ。
ようちえんの
おともだちの おとうさんと
おかあさんが
やっている おみせにも
おひなさまが
かざってありました。
このおみせは
やきいもやさん
なんだけど、
すごく大きい
「つぼ」で
やいてるんだよ。
ひろこより大きいから、
だっこしてもらわないと
中のおいもさんが
見えないの。
いつもおかあさんや、
おばあちゃんと
いっしょに
たべてるんだけど、
きょうはたくみくんと
いっしょだから
うれしいな。
みんなで一本ずつかいました。
おかあさんが
「ぜんぶたべれると？」って
わらっていたけど、
ひろこ やきいも
大すきだからたべれるもん！
あ、このやきいも、
ふくろうがかいてある。
たくみくんのは
三つもついてるよ、
とりかえてほしい……
（おかあさんが
「それはだめ」だって）
ふくろうのところ、
かわいいから
とっておきたかったけど、
あまくておいしいから
たべちゃった。
ひろこ、このやきいも、
ほんとうに すき！
