明日から三連休の方も多いですよね。連休最終日に開催される綾競馬に向けての支度を今日もしていました。
さて、焼きいもというと、秋から冬にかけての食べ物というイメージがあると思います。実際に焼きいもが売れる気温というのはあるのでしょうか?
ウェザーマーチャンダイジング
気温(特に体感気温)や天候によって、売れる食品というのを分析し、商品展開に生かす手法を「ウェザーマーチャンダイジング」というそうです。
雑学のネタで「22℃を超えるとアイスクリームが売れるが、30℃を超えるとアイスクリームよりもかき氷の方が売れるようになる」というのは良く耳にします。
気温が上昇するにつれて好まれる商品のことを「昇温商品」といいます。辛い食べ物や葉物野菜、和風の味付けの物などがあるそうです。
昇温商品の逆は「降温商品」といい、気温が下降するにつれて好まれていく商品のことです。煮物や揚げ物、根菜、洋風の味付けの物などがあるそうです。
また、季節の変わり目、つまり気温が上昇から下降、またはその逆に転じる期間に売れる商品というのもあります。中華料理や炒め物がここに当てはまるそうです。夏は和食、冬は洋食、秋と冬は中華というのはなんだかおもしろいですね。
焼きいもが売れる気温はあるのか?
大まかな傾向として、焼きいもは「降温商品」であることは確かです。気温が下がるにつれて売り上げが伸びます。
一方で「冷やし焼きいも」というものがあります。これは冷蔵庫または冷凍庫で冷やした焼きいものことです。大分県にある壷焼き芋専門店「ふくいも」さんは
気温が25℃を超え、冷やし焼き芋が食べたくなる陽気でした。
とフェースブックページで書かれています。
ただ、インターネットを軽く調べた範囲では、焼きいもに最適な気温や天候というのを数字では見つけることができませんでした。
「ウェザーマーチャンダイジング」でも、「自分の体感気温と売れ行きとの相関関係は自分で調べたほうがいい」ということを書かれているサイトがありました。
では、いざ調べようとも思ったのですが、なんと言いましょうか、サンプル数がちょっと不足していまして、数字は出せない状況です。
そして、ここだけの話ですが……
以前、ほんものセンターの向かいで営業していた時期がありまして、その店舗の窓からは「ほんものアイス工房」というアイス屋さんが見えていました。このお店では一年を通してソフトクリームを販売しているほかに、冬の期間限定で石焼きいもを販売しています。
そして私はみたのです。
ある冬のこと、天気も曇って寒かった日。「ほんものアイス工房」は綾に観光で来られた方の列ができていました。
何を買う列だったのか、もうお分かりだと思います。
「ソフトクリーム」でした。
……なんとなく、ずっこける音が聞こえてきそうですが、ま、色々バイアスのかかっている結果なのかもしれませんね。
というわけで、本日は以上です。最後までお読みくださいましてありがとうございました。