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つぼ焼きいもの作り方(11) 焼き印

つぼ焼きいもの作り方

私は「ほめる焼きいも農家」ということで、つぼ焼きいもの作り方を綴っています。
今日は焼きあがったつぼ焼きいもに捺している「焼き印」についてです。

焼き印を捺すようになったわけ

「もりのね・綾」では、店舗と通販で販売している焼きいもには焼き印を捺しています。
※イベント時の販売では捺していません。

開店当初は、焼き印なしで販売していましたが、2013年に通信販売を始めたときにアドバイスをいただいて焼き印を入れるようにしました。

なぜ入れるようになったかというと、「もりのね・綾」で焼いたものという、一種のトレードマークの意味合いと、あとは単純に「かわいいから」という理由からです。

当店で使っている焼き印は「ふくろう」「ほめ達」「壱藷百果」の三種類です。それぞれ使い分けています。

ふくろう

一番古くから使っている焼き印が「ふくろう」です。

実はこの焼き印は既製品でして、インターネットで見つけて購入しました。

焼き印を入れることにして、はじめどういうものが良いだろうかと、オリジナルを作ることも考えつつ、いくつかサイトをみてみました。

ふくろうの焼き印を購入したサイトでも、オリジナルは注文できましたし、ふくろう以外にも花とか、猫やウサギといった動物もの、「寿」のような漢字一文字もありました。

そんな中「ふくろう」にしたのは、当店のある宮崎県綾町の森が世界的に貴重であると認められており、その「森」を象徴する生き物になると思ったからです。

また、「不苦労」とか「福朗」などの当て字もあり、縁起が良いというのも決め手になりました。

このふくろうの焼き印、おなかの部分に注目すると、なんとなく被り物をしている女の子に見えてきませんか? 実はお客様から教えてもらいました。

ほめ達

この焼き印は「日本ほめる達人協会」の公認ロゴです。このブログで「『ほめる』焼きいも農家」と名乗っている店主はこの「日本ほめる達人協会」の認定講師としても活動しております。

この焼き印を捺している焼きいもは「ほめいも」というブランドネームで通信販売をしております。また、ご要望に応じて店頭販売分にも捺させていただいてます。

壱藷百果

「壱藷百果」は「いっしょひゃっか」と読みます。店主が考えた言葉で、意味合いとしては「一粒万倍」に通じています。

この焼き印で使っている文字は「篆書(てんしょ)」というもので、古い中国の書体です。書道の師範の方に書いていただき、焼き印として発注しました。

こちらは贈答用として、サツマイモの中でも厳選したものを焼いた商品「壱藷百果」に捺しております。「壱藷百果」は綾町のふるさと納税の返礼品にも採用されています。
※期間と数量が限られています。

焼き印の捺し方

この焼き印を捺すのも、はじめは試行錯誤がありました。サツマイモを焼く前に捺した方がいいのか、焼き上がりの後に捺した方がいいのか、というのも実験でした。

焼き印を始めた初期は「綺麗に捺せるから」という理由でサツマイモを焼く前に捺していました。しかし時間がかかるということが判明したのと、焼き上がりでも綺麗に捺せるように技術が向上したことから、現在は焼き上がりの品に捺しています。

当店で使っている焼き印はガスこんろ(つぼ焼きい用とは別)で温めて捺します。ふくろう印は割とすぐに温まる(それでも2分くらいはかかる)のですが、「ほめ達」や「壱藷百果」は大きいため温めるのに時間がかかります。

ちょうど焼き上がりの時にお客様が来ると、焼き印が押せなくてちょっとまごついたりもします(苦笑)

特に「ふくろう」の焼き印はお客様から「かわいい」とご好評いただいており、良かったなと思っています。

そのうち、焼き印のバリエーションも増やしていこうかな。猫印は人気が出そうな気がします。

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