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間違った本の読み方

ほめ達の話

今日は「ほめ達」の話です。

ほめ達(ほめる達人)検定は公式ホームページによれば2017年10月15日現在で35,357名が3級に合格しているそうです。

このほめ達検定3級なんですが、検定試験を受ける前に約1時間半の「ほめる生き方セミナー」というのを全員が受講することになっています。

私は2013年に西村貴好理事長の3級セミナーを受講したのですが、大阪弁で早口、テンションが高いこともあり、一種のエンターテイメントともいえる内容でした。

その一方で、西村さんはこれまで本を何冊も著しています。いるのですが、なぜか私はこの著書を読もうとすると眠くなるという特異体質がありました。
「人に好かれれる話し方41」のカスタマーレビューでも書いた通りです。

特に、妻が買ってきてくれた本『心をひらく「ほめグセ」の魔法』はなかなか難関でした。

……あんまり書くと本をディスってると誤解されそうなんですが、実はこれは私の本の読み方が間違っていたということに最近気が付きました。

基本的に、私は本を最初から最後まで通読します。小説の読み方です。どうやらこれが間違っていたのです。

この本に限らず、いわゆる「ビジネス書」というのは、最初から最後までを順番に読むものではないのですね。

インターネットでよく見る「ビジネス書の読み方」は、まずは前書きを読んで、次に目次を見て、気になった項目から読んで、そうじゃない部分はざっと見る程度、なんだそうです。

そうやってたくさんの本を読むというのですね。

「なるほどなるほど、そういうものか」と思いつつ、目次を見たわけですが、まあ全部気になりますし、読まないといえば全部読まなくても(ここだけの話)セミナーで似たような内容は聴いていたりします。
※著者のセミナーですから、そんなに内容が変わるはずがない。

それで、私が採用したのは「ちょっとずつ読む」でした。

半年前から住んでいる家のトイレには本棚を置いていまして、ここには個人的に厳選した本が並んでいます。

そして、ちょっと長い時間ここにいるタイミングで、本を開くのです。西村さんの本は一章一章が短いので、大体5分もあればひとつの項目が読めます。

この方法を採用して、約5か月かかりましたが『心をひらく「ほめグセ」の魔法』を読み通せました。

いまは『泣く子もほめる!「ほめ達」の魔法』を読んでいます。こちらは西村さんご自身ではなく、ほめ達を実践している方達のエピソードがたくさん書かれているようです(まだ途中なので言いきれない 笑)。

中国の政治家で学者の欧陽脩(おうようしゅう)の言葉に「三上(さんじょう)」というのがあります。

これは、文章を考えるのに適している場所として馬上(ばじょう:馬の上)、枕上(ちんじょう:布団の中)、そして厠上(しじょう:トイレ)の三か所があるというものです。

本を読むのにも、厠上は良いですよ。

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