今日も畑でサツマイモ掘りでした。
幸か不幸か、今年は歩留まりが低く収量は少ないのですが、体力的には楽です。
今日は作業をしながら、ポッドキャストを聴いていました。
その中で、「努力と夢」という話がありました。この話をされている西村さんは、御爺様から「結果の出ない努力は努力とは言わない」と教え込まれていたそうです。
以前、王貞治さんが『努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない』という名言を残されているのをワイドナショーで取り上げていたのを憶えていたので、似たようなことを教わっていたのだなと思いました。
私自身は移住して以来「これはうまくいった」という実感に乏しく、努力が足らんのか、あるいは間違ったことをしているのか、と迷うこともしばしばです。いまでは「努力」という言葉自体に若干アレルギーがあるくらいです(苦笑)
ただ、改めて「努力」という言葉自体にどういう意味があるんだろうか? ということで辞書を引いてみました。
どりょく【努力】
心をこめて事にあたること。骨を折って事の実行につとめること。つとめはげむこと。「目標に向かって――する」「――のたまもの」
(「スーパー大辞林」(松村明、三省堂編修所)より引用)
この辞書の解釈では、結果云々は関係なく「心をこめること」に重きが置かれているようですね。
個人事業を始めて以来、やったらやったなりの、やらなかったらやらなかったなりの成果になると実感してます。「努力」について語るのも悪くはないですが、作業の一つ一つを、心をこめてやっていこうと思いました。
さて、今週掘ったサツマイモで、焼きいもにしないサイズのものは明後日の「有機農業まつり」にて即売いたします。
この日は私の所属している「二反野支部」のほか、「綾町有機農業実践振興会」による野菜の即売会、JA綾町による牛肉、豚肉の焼肉なども販売されます。
さらに、文化ホールで開催される「有機農業大会」に参加された方は「食と農の広場」にて立食形式の昼食会に無料で参加できます。ぜひお越しくださいませ。